1.君を待つ

作詞:KAN
作曲:KAN

そこには四季があり それこそが美しさで
ぼくはここでこうして君を待つ

春には花の様に それもまたたおやかさで
竦み見蕩れるうちに花落ちる

低く重たく 雨つづき
君沈みうつ日は離れず 窺う

短い夏は過ぎ 音も立てず秋になる
いつか君は微かに色つける

冷たく白く長い冬
君枯れぬようにただ手をとりあたたむ

やがて雪は解けて 流れるまま春が来る
やっと君は小さくつぼみつく

そこには四季があり それこそが美しさで
ぼくは今もこうして君を待つ


2.何の変哲もないLove Song

作詞:KAN
作曲:KAN

晴れわたる空に白い雲 君とぼくがいて
なんでもないんだけど ただ笑ってる
たとえばそう 何の変哲もない愛の歌をうたおう

遠くの山のその向こうに ゆっくり少しずつ
まっすぐ伸びる飛行機雲のように
たとえばそう ひたすら一本の愛を君にうたおう

普通の旋律で ひねらない言葉で
たぶん君が その奥のほうを読み取ってくれるだろうから

涙でるような悲しみも 多くの後悔も
君とならばただの歌になる
たとえばそう 今あるがままの思いを綴ってうたおう

途中までだっていい 無理しなくたっていい
このつづきは 君がきっといつか作らせてくれるだろうから

晴れわたる空に白い雲 君とぼくがいて
なんでもないんだけど ただ笑ってる
たとえばそう 何の変哲もないLove song 君にうたおう
終わることのない愛の歌をうたおう


3.まゆみ

作詞:KAN
作曲:KAN

まゆみ 最近の君はどう
ぼくはね 少しふてくされてるよ

まゆみ つまらない時のために
なんとなく なんとなく
うたなんかをつくってみたんだよ

まゆみ 君は都会のすみで
こっそりとわらってた小さな花で

まゆみ ぼくは見てるだけだけど
知らない誰かが
つみとってくのも少しこわいんだよ

可もない 不可もない そんな生活に
話したい 伝えたい いつも言いだせなくて
これじゃない あれもいや それは深刻で
だましあい なぐさめあい 心もたないよ

まゆみ 君は時々 つもる悲しみを
いったい どこへ流すの

まゆみ たまには 大きな声で
さわいだり さけんだり
ぼくにあたったりしてもいいんだよ

決して自分のことせめたりしないで

可もない 不可もない そんな生格に
好きじゃない 悪くない 責任とれなくて
あれがいい それはいや これも深刻で
帰りたい でも帰れない

ひとはだれもみな
それぞれの悲しみを抱きしめ

いつも夢を見てるよ
きっとだれかに
小さな叫びがとどく日まで

まゆみ 一番 澄き透ってて
美しい水って なにか知ってるかい

まゆみ 恋をして せつなくて
がまんして がまんして
こぼれた涙がきっとそうだよ

こんなことしか言えないぼくを許して


4.永遠

作詞:KAN
作曲:KAN

もしぼくが君と出会わなかったら
ぼくたちはどんな二人だったでしょうね
たとえば君はけっこう幸せな二児の母で
ああ ぼくはもっと不安げな理論家で

ああ 愛しき君と 出会えたこと
いつも心に永遠に大切だから

もしも恋事に罪をおかしたら
その罰はぼくに受けさせて下さい
たとえば ぼくがちょっと痛がっていても
少しの間だけむこうをむいてて下さい

ああ 愛しき君よ もう泣かないで
いつも隣に永遠にぼくはいるから

ああ 君が笑ってる ああ ぼくに笑ってる
いつもそんなことばかりを夢で見ては
ああ くる日ゆく日を過ごします

ぼくの表現が大げさすぎても
君は気にせずに歩いてて下さい
たとえば ぼくの存在が君の重荷になるなら
その荷物もぼくがもちます

ああ 愛しき君よ もう泣かないで
いつも隣に永遠にぼくはいるから

とまれ隣に永遠にぼくはいるから


5.朝日橋

作詞:KAN
作曲:KAN

※君との思い出
幾つもあるけれど
不思議とここだけ
立ちどまってしまう
何だかつらいね
朝日橋に影落ちた※

君とすごした月日のように
ゆっくり水は流れ
君の最後の笑顔みたいに
深く冷たい

いつか愛する人ができたら
できるだけ抱きしめて
ひとつとなりの橋の上から
君を忘れる

(※くり返し)


6.プロポーズ

作詞:KAN
作曲:KAN

ぼくの街に 大きな公園があるよ
緑の芝生も野球場も 噴水もある

天気のいい日には 自転車に乗ろうよ
ぼくのほうが 少し速いけど
別に君を おいこしたりはしない
君の髪が風にゆれるのを
見ながら走るのが 好きだから だから

あまり話はしなくても きっとなんか楽しいよ
そんな風に ぼくの街においで

ある日 君に悲しい出来事があっても
やっぱり公園に行こうよ 手をつないで

ベンチのある木陰を見つけてすわろう
久しぶりにアルトサキソフォンを吹いてあげるよ
あいかわらずへたくそだから まわりの人も犬も
耐えられずどこかに消えたら ぼくら二人きりさ

そして君の話を全部きこう まとまりはなくてもいい
ゆっくりでいいからさ ほら少しは楽になってきたろう

君の好きな歌をうたおう 平気さだれもいない
ぼくのほうがうまいけど 君のほうが声がいい
本当にそう思ってるよ

いますぐじゃなくてもいいから ちゃかさず考えて
思い切ってぼくのとこに おいで


7.ALLENTOWN

作詞:Billy Joel
作曲:Billy Joel

Well we're living here in Allentown
And they're closing all the factories down
Out in Bethlehem they're killing time
Filling out forms, standing in line

Well our fathers fought the Second World War
Spent their weekends on the Jersey Shore
Met our mothers in the USO
Asked them to dance, danced with them slow
And we're living here in Allentown

But the restlessness was handed down
And it's getting very hard to stay

Well we're waiting here in Allentown
For the Pennsylvania we never found
For the promises our teachers gave
If we worked hard, if we behaved

So the graduations hang on the wall
But they never really helped us at all
No they never taught us what was real
Iron and coke, and chromium steel
And we're waiting here in Allentown

But they've taken all the coal from the ground
And the union people crawled away

Every child had a pretty good shot
To get at least as far as their old man got
But something happened on the way to that place
They threw an American flag in our face

Well I'm living here in Allentown
And it's hard to keep a good man down
But I won't be getting up today

And it's getting very hard to stay
And we're living here in Allentown


8.Regrets

作詞:KAN
作曲:KAN

※When the night was hard to sleep
いつからか
I was walking on the wind
ひとりきり※

いまさら おそいけど
話してないことが 忘れてたことが
やまほどあったのに

つれて行きたかった West Home Town
むかしはできたんだ Butterfly
東京18:00発の Wondering Flight

はじめて見た映画の Story
はじめてのバンドの “Twist And Shout”
はじめて君とキスしたときの Feeling

(※くり返し)

いまさら おそいけど
言いそびれてたことが かくしてたことが
まだまだ あったのに

本当は補欠だった Little League
靴箱の奥の Western Boots
君と会う前の彼女との Photograph

君につくってた Christmas Song
君と会えなかった Valentine's
君にさよならを言った 本当の Reason

いまさら おそいけど
大声で笑ってても 何かに怒ってても
君はもういない

And the night was hard to sleep いつからか
I was walking on the wind ひとりきり
And the night was hard to sleep いつからか
I was walking on the wind ひとりきり


9.抱きしめたい

作詞:桜井和寿
作曲:桜井和寿

出会った日と同じように 霧雨けむる静かな夜
目を閉じれば浮かんでくる あの日のままの二人

人並みで溢れた街のショウウィンドウ 見とれた君がふいに
つまずいたその時 受け止めた両手のぬくもりが今でも

抱きしめたい
溢れるほどの想いがこぼれてしまう前に
二人だけの夢を胸に 歩いてゆこう
終わった恋の心の傷跡は 僕にあずけて

キャンドルを灯すように そっと二人育ててきた
形のないこの想いは 今はもう 消えはしない

震えそうな夜に 声をひそめ 君と指切りしたあの約束
忘れてやしないよ 心配しないで 君だけを見ている

もしも君が泣きたい位に 傷つき肩を落とす時には
誰よりも素敵な笑顔を 探しに行こう
全てのことを受け止めて行きたい ずっと二人で

抱きしめたい
溢れるほどに 君への想いが込みあげてく
どんな時も 君と肩をならべて歩いてゆける

もしも君がさみしい時には
いつも僕が そばにいるから


10.世界でいちばん好きな人

作詞:KAN
作曲:KAN

確かなことはわからないけど すごく不安がつのる
明らかなように伝わるあやふやに囲まれて

この国に生まれ 君と出会い この街にふたり暮らす
舞い降りた偶然を受け入れた真実

世界でいちばん好きな人
それはあなただと言い切れる
この想いがまっすぐに伝わるようにと手をつなぐ

日本がずっと平和なまま 続いて行くとは限らない
だから今このふつうの日々を大切に生きる

時にぼくらは少しくい違い 意志をぶつけ合う
そんな時はただ雨降るように透明に丁寧に

確かなものは残ってないけど 少し自信が持てる
いつか静かに君の存在に裏付けられて

世界でいちばん好きな人
それはあなたと言ってくれるなら
その想いがいつまでも変わらぬようにと抱きしめる

遠くで起きてる戦争は いつ終わるのかもわからない
せめてぼくらはずっと互いを 許し合い生きよう

ぼくは誰とも争わないし 誰を憎む根拠もない
ただ落ち着きを取り戻すため ちらつくテレビを消そう

世界でいちばん好きな人
それはあなただと言い切れる
この想いがいつまでもずっと変わらぬように
今このふつうの日々を大切に生きる


11.Songwriter

作詞:KAN
作曲:KAN

I'm a songwriter and welcome you to my song
眠れぬ晩の思いつきで言葉がまだないのです
La la la la la la la・・・・・
こんなメロディはどう

I'm a songwriter ただ訳もなく
過ぎ去りし日々を静かに掘りかえすのです
愛した人を
必死だった恋を
自信に満ちた青き時代を

恋すれど恋 月わかれ 涙凍る
美しい思いを できるだけきずつけぬように

遠い あの空のむこうに
そう 置き忘れてきた純情は数知れず

I'm a songwriter 何のあてもなく
迎えるべき運命に言葉送りたいのです
愛すべき人に
まだ見ぬ君に
自信も声も枯れた自分に

問いかけよ問い 道わかれ されど問う
転んでも叫んでも 答えなど何処にもないのに

遠い あの雲のむこうに
そう 広がるべき未来の景色未だ見えず

I'm a songwriter ピアノをたたき
繰り返す表現のみが唯一存在の意義です
La la la la la la la・・・・・
こんなメロディはどう


12.Day By Day

作詞:KAN
作曲:KAN

君をもっと前に知ってたような
そんな感じが少ししてた

気づいた時はいつのまにか
君のことばかり話してた

おしこめた想い あふれだして泣いたyesterday
君と見た空がまぶしすぎた
初めての恋のように

雲の切れ間に 君を見つけた
用意されてたようなlove
君を愛することに根拠はいらない
きっと大切なものが
まださがしだせないなら

Day after day
いつだって 休まず 君を想ってる
Oh, day by day
君だって ぼくを好きになる

見たこともない街で二人
抱きしめあった夢を見た

愛のことばをさがしてたら
腕の中 君は消えてた

ずっと会えなくて 根性なくて泣いたyesterday
打ち明け話は半分うそさ
それでも意味はあった

雲の切れ間に 君を見つけた
待ちつづけた夜はcry
君を愛することに限度は知らない
きっと大切なものが
もっと遠くにあるなら

Day after day
いつだって 誰より 君を想ってる
Oh, day by day
君だって ぼくを好きになる

Oh, day by day
はなれていてもday after day
いつだって 君を愛してる

そしてぼくのこと信じたなら
うつむかずに 遠慮せずに
ここで待ってるから


13.50年後も

作詞:KAN
作曲:KAN

明日の朝もしも僕が死んでいたら君はどうする?
何よまた変なことばっか言ってないでもう寝ればと
君は笑うけど

春の日には桜が咲くように
ぼくたちも変わらずに笑ってるかな?
50年後も今日みたいに

愛を重ねて 夢をつなげて
ゆっくりと流されて行きます
I will never leave you alone
どんなときでも
小さな言葉を聞き逃さぬように
そして運命に逆らわぬように

いつかぼくたちが二人とも死んだ後の世界が
どんな風なものなのかはわからないけど
はぐれぬように 手をつないでて

愛は永遠です 君はぼくの勇気です
いつまでもずっと言い張ってます
And I will never leave you alone
たとえどんな時も
おおきな翼で包み込むように
そして運命に逆らわぬよう

明日の朝もしも僕が死んでいたら君はどうする?
何よまだそんなこと言ってないで本当もう寝ればと
君は笑うけど

秋の夕べに落ち葉が舞うように
ぼくたちも美しく枯れてるかな
50年後も穏やかに
笑ってるかな 今日みたいに


14.今度君に会ったら

作詞:KAN
作曲:KAN

今度君に会ったらどんな話しをしよう
映画のこと それとも大きな夢

今度君に会ったらどんな顔で笑おう
楽しげに それとも静かに

ひとなみ待ち合わせて二人歩いた街
大粒の夕立ち ぎこちなく保ってた距離

今度君に会ったらどんなうたをうたおう
英語のうた それとも愛のうた

言葉はむずかしくて表現が足りなくて
君のこと少しもわからないまま
ぼくの気持ちも伝えられなかったから

今度君に会ったらこのうたをうたおう
君は聴いてくれるかな this song for you
こんな love song for you


15.今年もこうして二人でクリスマスを祝う

作詞:KAN
作曲:KAN

今年もこうして二人で クリスマスを祝う
いろいろあった一年が もうじき終る
たとえば去年の今頃を 思い出してみる
何も言わずに君が 小さく笑う

窓の外に白く 聖なる夜に深く
音もなく舞う雪が つもりはじめる
一番大切なものを 見失わないように
ゆっくりとゆっくりと
過ぎゆく時間を ながめてる

ぼくのそばで白く 聖なる夜に深く
少しつかれた君が ねむりはじめる
今年もこうして二人で 神様に祈る
いつまでもいつまでも 一緒にいられますように